2005年07月05日

信号を味方にする! (その1)

c0a9fa41.jpg難易度:★★★  禁断度:★★

一般道を燃費良く走るには、信号の攻略がとても重要です。 よく、勢い良くスタートしては、信号に差し掛かる度に停止するクルマを見かけますが、信号の変わるタイミングを予測しながら走らないと、無駄な燃料消費が増えてしまい非経済的です。

←こちらの図を見てみ下さい。 これは、AのクルマとBのクルマの走行履歴を図にしたものですが、Bのクルマは急いで加速したにもかかわらず信号に捕まってしまい、ブレーキを踏む事によってエンジンで作った運動エネルギーを捨ててしまっています。 それどころか、ゆっくり加速したAのクルマに抜かれ、到着時間もAのクルマより遅くなってしまっています。

この例は、信号の変わるタイミングがAに有利になるように作った極端なものですが、このような事例は皆さんも少なからず経験があると思います。 片側2車線の道路で、ずっと前に抜いた速度の遅いクルマが何故か自分のすぐ後ろを走っていたり、あるいは頻繁に車線変更を繰り返して前に出ようとしているクルマにいつの間にか追いついてしまったりと、一般道をスムーズに走るためには、ただスピードを上げるだけでは逆効果になってしまうことが多いのです。

一般道をスムーズに燃費良く走るためには、周囲の交通状況と共に、信号の変わるタイミングを常に予測し、無駄なブレーキ操作を極力行わないように考えながら走る必要があります。

例えば、前方の信号は青ですが、歩行者用信号が点滅している場合、交差点までの距離・自車のスピード・前方のクルマの挙動等から、青信号のまま通過できるかどうか判断し、もしも数秒後に停止すると判断した場合には、瞬時にアクセルから足を離して減速します。 この停止/通過の判断を行う際には、交差点の大きさから、歩行者用信号の点滅回数や、歩行者用信号が赤になってから車道信号が黄色に変わるまでの時間を考慮することもポイントです。

燃費の観点からは、ブレーキを踏んで停止することは極力避けたいため、信号は可能な限り通過したいものですが、あくまで「黄色は止まれ」ですので、安全運転を心がけて下さい。 なお、後続車の追突の危険性等が考えられる場合には、黄色信号でもやむを得ず通過することができますが、その際には交差点の規模から黄色信号の点灯時間等を考慮し、最も安全な判断を行って下さい。

一般道を走る際には信号を味方にし、スムーズで燃費の良い走りを心がけましょう。

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2005年07月04日

信号を味方にする! (その2)

ee46b698.JPG難易度:★★★  禁断度:★★★

もし前方信号が赤の場合には、自車の速度を極力落とさずに、前方信号が青に変わったタイミングで信号を通過できると理想的です。 そのためには、歩行者用信号の点滅及び交差点の大きさ等から、前方の信号が青になる時間を予測し、そのタイミングに合わせて速度を調整します。 しかしこれは、使い方によっては「見切り発進」に近い禁断技ですので、実践される際には十分な安全マージンを持って行って下さい。 また交差点によっては、交差方向の信号が赤になった後に、右折信号が出るケースが多々ありますので、特に十分な注意が必要です。

また、いつも通勤等で通る道路であれば、道路特有の信号の変わるタイミングを把握できると理想的です。 何度も走るうちに、「この区間は、青信号になってこれくらいの速度で加速すれば次の信号に捕まらない」等のノウハウが蓄積されると、結果的に燃費に大きく影響を及ぼしてきます。

もし、信号を味方にした効果的な走り方のイメージが掴めない方は、一度、大型トラックの後について走ってみることをお勧めします。 大型トラックは減速することを極端に嫌うため、上手い運転手であれば、信号のタイミングを熟知した速度で通過していきますので、その走り方を参考にしてみて下さい。 ただし大型トラックは、赤信号になった交差点を平気で通過したり、極端な見切り発進をしたりするケースが多いので、後ろを走る際には、前方信号が確認できる位の十分な車間距離を保って走行するようにして下さい。

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2005年06月20日

駐車は一回で決める!

885a3223.JPG良く駐車場の車庫入れで、何度も切り返しを繰り返しているクルマを見かけますが、実はあの行為は燃費を著しく悪化させているのです。

AT車の場合、停止状態からの発進時に最もトルコンの“すべり”が大きくなるために動力の伝達効率が悪くなり、そのような状態で何度も前進・後退を繰り返すと、それだけ無駄なガソリン消費が発生します。 それに加え、切り返し時にはほとんど走行距離が加算されないため、必然的に燃費は悪くなるのです。

最善な車庫入れとしては、アクセルを踏まずにクリープ現象を使いながら、ゆっくりと安全な速度で後退し、切り返しをせずに一度で駐車できると理想的です。 

車庫入れ方法の詳細はあえてこちらでは説明しませんが、私が良くやるコツとしては、後退時に、後方だけでなく前方を良く見ながら駐車する方法です。 大抵の駐車場は、駐車枠の配置が前方の駐車枠と平行にできていますので、後退時に前方に見える駐車枠に対して真っ直ぐになるようハンドル操作を行うと、案外綺麗に駐車できます。 感覚的に後ろを振り返りながら駐車するより、正面を見ながら後退する方が、容易に駐車することができます。 ただし後方の安全確認は忘れないで下さいね。

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2005年06月15日

余分な荷物は極力降ろす

c7d5c4c8.JPG難易度:★   禁断度:★

クルマの重量を軽くすると燃費が良くなるのはご存知だと思います。 しかしクルマの中を良く調べてみると、余分な荷物を結構多く積んでいることに気付くと思います。

試しに一度トランクルームを覗いてみて下さい。 ゴルフバッグを常に積んで走っているなんていうのは問題外です。 プロゴルファーでない限り、ゴルフバッグは利用する日にだけ積むようにしましょう。 また、洗車セットや予備のウォッシャ液等、常備しておかなくとも支障の無い物は、極力降ろすようにしたいです。 更にタイヤチェーンなども冬場以外は不必要ですね。

室内にも余分な物が何かとあると思います。 センターコンソールボックスの中を整理してみると、昔もらった何かの景品や、使い切った芳香剤のビン等、色々と不要なものが出てくると思います。 また、不必要な雑誌や新聞紙等も整理しましょう。 更に、クルマの取扱説明書も普段利用しないならば、自宅に保管しておきましょう。 細かい話ですが、小さいことの積み重ねが後々に大きな差となって表れます。

また、小さな禁断技としてトランクの底に固定してあるスペアタイヤを降ろす事で、15kg程度の軽量化を果たすことができます。 もちろんタイヤがパンクした場合には交換することができなくなりますが、実際のパンクの頻度を考えてみて下さい。 私は毎年4万km走っていますが、今まで一度もパンクした事はありません。 現在のタイヤは、そう簡単にパンクしなくなっていますので、私はスペアタイヤを降ろし、万一のためにパンク修理剤を積んで走っています。 実際に最近では、スペアタイヤを当初から搭載していないクルマも多くなりました。 更にパンタジャッキや車載工具を降ろすこともできます。 ただし、これらはあくまで自己責任にてお願いします。

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2005年06月08日

高速燃費を上げる禁断の技

ec1deafb.JPG難易度:★★★   禁断度:★★

最近、何だか当たり前のテクニックしか紹介できていないような気がするため、今日は少しアブない話をしようと思います。 これは、万人が見ることのできるWeb上で大っぴらに書ける内容ではありませんが、タイトルに「禁断」を謳っている以上、こういった話も時折紹介していこうと思います。

ただし、このような話はあくまで知識として頭の中にしまっておくことをお勧めします。 また実践に関しては、読まれた方の自己責任にてお願いします。

こちらの記事に書いたように、高速道路での巡航では、エンジンの発生したエネルギーの半分以上を空気抵抗として失っています。 これは燃費の観点からも大きな問題要因です。

もし空気抵抗が無くなれば高速燃費は大きく伸びるでしょうが、現実的に空気抵抗を無くすのは不可能です。 そこで、高速走行時に空気抵抗が少なくなる状況を意図的に作ってあげるのです。

レースでは、ストレートで前のクルマを追い抜くために、前車の直後を走行して空気抵抗を減らす、スリップストリームというテクニックが日常的に使われていますが、これを高速道路で使うことで、空気抵抗を減らして燃費を向上させることができます。

具体的には、前を走るクルマの真後ろにぴったりと付いて走るだけです。

しかしこんなことは絶対にやってはいけません。 何より事故を起こしたら一大事ですので。

ただし、このテクニックを安全に使えば問題ありません。 高速道路で、制限速度以下で走行している大型トラックや大型バスを見つけ、速度に応じた安全な車間距離を保ちながら追尾するのです。

ちなみに安全な車間距離は、80km/hであれば80m、100km/hであれば100mと教習所で習いましたね。 この位の車間距離でも、大型自動車の後方であれば空気抵抗軽減の恩恵を十分に受けることができます。

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Posted by sleeping_sun at 19:28Comments(191)TrackBack(1)

2005年06月07日

エアコンの使用を最小限にする

40c937af.JPG難易度:★

これから梅雨の時期に入ると、ガラスの曇りを除去するためにエアコンを使う機会が増えると思いますが、燃費の観点からは、エアコンの使用は最小限にしたいものです。

雨の日にガラスの曇りを取るのは安全上重要なのですが、必ずしもエアコンを使う必要はありません。 もちろんエアコンを動作させれば空気を除湿することでガラスの曇りを取ることができますが、ここでご紹介するのはエアコンを利用しない曇りの除去方法です。

すでに普通に実施している方もいると思いますが、意外に知られていないので今回取り上げてみます。

中学生の頃、理科の授業で「飽和水蒸気量」という言葉を習ったと思いますが、覚えているでしょうか? 飽和水蒸気量とは、ある気温において、1立方メートル当たりの空気中に含むことのできる水蒸気の量です。

この水蒸気量は、気温が高くなるにつれて多くの水蒸気を空気中に含むことができますが、逆に気温が低くなると、空気中に含むことのできる水蒸気の量は少なくなり、その飽和点を超えると空気中に水滴が発生します。 冷たい水を入れたグラスの外側に水滴が付くのは、グラスの周りの空気が冷やされて、空気中の湿気が水滴となるためです。

雨の日にガラスが曇るのはこれと同じ現象で、湿度の高い空気が冷たいフロントガラスに触れることで、空気中の湿気が水滴となってガラスに付着するためです。

ここでエアコンを使用すれば、空気を除湿することで曇りを取ることができますが、逆にガラスを温めることでも、ガラス表面の空気を冷やさずに飽和水蒸気量を高めることで、水滴の発生(曇り)を防ぐことができます。

雨の日にはエアコンを使う前に、まずフロントガラスを温めてみて下さい。 噴出口をフロントウィンドウにし、外気導入にして温度設定を高くセットするだけです。 大抵の場合はエアコンを使わなくともこの方法で曇りを取ることができます。

その上で、どうしても曇りが取れない時や、暑くてたまらない時に、エアコンを使うようにしてみて下さい。

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2005年06月01日

燃費を下げないエアコンの使い方

a59f7020.JPG難易度:★★★

これから梅雨の時期や夏になるにつれてエアコンを使う機会が増えると思いますが、エアコンの使用は燃費を大きく悪化させることとなります。

これは、エアコンのコンプレッサーを回転させるための動力をエンジン出力から取るため、エンジンの負荷が通常時よりも増えるためです。

特に小排気量のクルマの場合、エアコンをONにすると、いつもよりパワー感が薄く感じたり、エンジンの吹け上がりが重く感じたりすることがあると思います。

私の経験から、エアコンをONにして走った場合、10%〜15%程燃費が悪化(セリカの場合)していました。

エアコンの動作は、エンジンで作られた“余った”エネルギーを使うのではなく、コンプレッサーを回転させるためのエネルギーを“余計に”作らなくてはならないのです。

それでは、エアコンの使用によって燃費を落とさないためには、どのようにすれば良いのでしょうか?

それは、エアコンをブレーキ代わりに使うことです。

道を走っていると、必ずブレーキを踏むことによるエネルギーの無駄が発生しますが、ブレーキによって逃がしてしまうはずのエネルギーを、エアコンのコンプレッサーに供給してあげることで、エネルギーを有効利用します。

例えば、前方の信号が黄色から赤に変わったとした場合、通常はブレーキを踏んで減速することとなりますが、ここでエアコンのスイッチをONにすることで、コンプレッサーがエンジンの負荷として動作し、通常時より強めのエンジンブレーキがかかります。

そしてエアコンをONにしたまま、エンジンブレーキのみで減速・停止できると理想的ですが、状況に応じてシフトダウン、または最低限のブレーキで速度調整をしながら停止します。

そして発進・加速を行う際はエアコンをOFFにします。

この方法は、ブレーキで捨ててしまうはずだったエネルギーをエアコンの動力源として利用するため、理論的にはエアコンの使用による燃費悪化はゼロになります。(実際はその時の状況に合わせてうまく使って下さい)

また、ブレーキを使う必要のあるような下り坂で、ブレーキの変わりにエアコンを使うのは非常に有効で、ガソリンを消費せずにエアコンを動作させることができます。

・ 無駄なエネルギー損失を極力減らす
・ どうしても発生する無駄なエネルギーも捨てずに有効利用する

これが燃費向上への基本的な考え方です。

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Posted by sleeping_sun at 23:55Comments(10)TrackBack(0)

2005年05月26日

ハンドルはなるべく切らずに曲がる!

8996e07b.JPGカーブを曲がる際は安全なスピードまで落として曲がるのが基本です。

しかし燃費の観点からは、カーブ手前のブレーキは燃費悪化の要因となるのですが、だからと言って減速をせずにカーブに進入すると事故のリスクが上がり、燃費どころではありません。

理想的な走り方としては、カーブの手前で安全な速度まで落ちるよう事前にアクセルオフし、ブレーキを踏まずにカーブを曲がれれば損失を最小にすることができます。

また、必要以上に速度を落とし過ぎないのもポイントです。

そのためには、カーブでのハンドルの切り方(曲がり方)が重要で、カーブでなるべく大きな弧を描くよう、アウト・イン・アウトのライン取りをし、横方向の遠心力が滑らかに加わるようハンドル操作を行います。

コーナリングについては奥が深いので別途書きたいと思いますが、とにかく必要最低限のハンドル角で、スムーズな操作を行うのが第一歩です。

燃費に優しい運転は同乗者にも優しい運転です。

同乗者の方に自分のカーブの曲がり方について意見を聞いてみるのも参考になります。

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Posted by sleeping_sun at 21:37Comments(352)TrackBack(0)

2005年05月25日

5分の時間的余裕を!

005115fb.JPG急いだクルマの運転をしようとすると、無意識的に必要以上アクセルを踏んだり、車間距離が詰まって無駄なブレーキを踏む機会が多くなるので、必然的に燃費が低下します。

実際に運転を急いだところで、到着時刻にはあまり差が出ませんが、燃料消費量は確実に多くなります。

通勤等、決められた時間での運転を行う際には、5分程度の余裕を持って出発することで、平均速度を下げることができ、無駄なエネルギーロスを減らして燃費向上を図ることができるほか、心理的に余裕をもつことで、安全運転にもつながります。

是非、5分の余裕を持った運転を心がけてみて下さい。

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2005年05月24日

空気抵抗を考える!

b70d30ff.JPGガソリンを燃やして発生させたエネルギーは様々な部分で損失として失われますが、空気抵抗として失われるエネルギーは想像以上大きいものです。

一般的に100Km/hで走行している際には、エンジンの発生させた運動エネルギーの半分以上が空気抵抗として失われていると言われます。

空気抵抗の大きさは、クルマの前面投影面積×Cd値×速度の2乗×空気密度によって計算できます。

ここで、ドライバーの意思で容易にコントロールできるのは速度であり、空気抵抗の大きさは速度の2乗に比例して大きくなるため、この点を考慮した速度チョイスにより、空気抵抗による損失を抑えて燃費を向上させることができます。

空気抵抗による損失は、速度が上がるほど二次曲線的に大きくなるため、高速度での巡航は、燃費を大きく悪化させますが、逆に言えば高速道路での速度を10km/h程抑えるだけで、想像以上に燃料消費を抑えることができるようになります。

また、ルーフボックスやキャリア等を乗せている場合、前面投影面積が増加して空気抵抗が大きくなるほか、重量増加にもつながるため、必要のない時期であれば外しておくことをお勧めします。

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