2005年06月27日

エンジンオイルの交換サイクルは?

404afde1.JPG皆さんはどの程度のタイミングでエンジンオイルの交換を行っているでしょうか?

カーショップやガソリンスタンドでは3,000kmから5,000km毎のオイル交換を勧めており、そのタイミング通りにオイル交換を行っている方も多いと思います。 しかし本当にカーショップの勧めるタイミングでオイル交換を行わなくてはいけないのでしょうか?

結論から言うと、オイル交換タイミングはそのクルマの取扱説明書に従えば問題ありません。

現在のガソリンエンジン車であれば、取扱説明書にはおそらく15,000km毎の交換と記載されていると思います。 現在のクルマは、エンジンの精度やオイルの性能が昔と比べて段違いに改善されており、取扱説明書に記載のオイル交換サイクルを守れば、性能的にも寿命的にも全く問題ないように設計されています。

ただし、取扱説明書を良く読むと、“シビアコンディション条件”での交換サイクルという項目が記載されています。 これは、山道・登降坂路や、短距離走行(8km以下)、渋滞走行等のオイル劣化の激しい状況下で使用された際の交換サイクルであり、通常走行時の半分でのオイル交換が勧められています。

もし自分の走行パターンがこれに該当するようであれば、それに応じたサイクルでのオイル交換を行って下さい。

何れにせよ、もう一度ご自分のクルマの取扱説明書を確認し、取扱説明書の記載に従った適正なオイル交換サイクルを認識して頂ければと思います。

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2005年06月22日

ブレーキでお湯を沸かしてみる

88cea1c5.JPG難易度:★

これまで、燃費悪化の大きな要因である無駄なブレーキ操作を避けるための色々な方法を書いてきましたが、実際にブレーキ操作を行うにしても、今のクルマはブレーキペダルを軽く踏むだけでいとも簡単に止まってしまうため、どれだけのエネルギーが無駄になっているのか実感できない方も多いと思います。

そこで今回は、ブレーキを踏むことによって実際にどの位のエネルギーが無駄になるのか計算してみることとします。

まず、時速60km/hで自分に向かって走ってくるクルマを手で止める事を想像して下さい。 少なくとも私の場合には、止めるどころか向かってくるクルマに轢かれてお終いです。 ちなみにテリーマンは、子犬を助けるために走ってくる新幹線を素手で止めていましたが、あれはキン肉マンの世界の話なので、現実的には不可能だと思います。 クルマのブレーキは、実は走っているクルマを停止させるという大きな仕事を当たり前のようにやっているのです。

例えば、60km/hで走っているクルマ(総重量1,500kgと仮定)をブレーキで停止させる場合を考えてみましょう。 このクルマが走行中に持っている運動エネルギーは…

K=(1/2)mv**2 = 0.5×1500×(60000/3600)**2 = 208kJ となり単位をcalに換算すると…

208kJ×0.239 = 50kcal

となります。 つまり、60km/hのクルマをブレーキで停止させる場合、約50kcalのエネルギーを摩擦熱として捨てていることとなります。 この50kcalのエネルギーは一体どの位の大きさなのでしょうか? 1kcalは1Lの水の温度を1度上げるのに必要な熱量ですから、50kcalであれば単純計算で1Lの水の温度を50度上げる事ができます。

これって凄く大きなエネルギーだと思いませんか? 一度の停止操作でそれだけのエネルギーを無駄に捨てていることになるのです。

良く思うのですが、交通量の多い国道で前方の信号が赤となり、乗用車やバス・トラック等が一斉に停止した場合に失われるエネルギーは膨大なものです。 そのため、信号の制御方法によっては環境負荷を大きく左右することとなる訳です。

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2005年06月21日

安いガソリンスタンドは本当に安上がりか?

91a23866.JPG難易度:★

ガソリン代を節約するためには、少しでも安いガソリンスタンドを選んで給油したいと誰もが思います。

しかし、安いガソリンスタンドで給油を行うため、日常のルートから遠回りをする必要がある場合には、トータルでのコストが本当に安上がりなのか考える必要があります。 一歩間違うと、安いガソリンを入れたのはいいけど、遠回りをした分余計にガソリン代が掛かってしまったなんて事になりかねません。

そのため、紙と鉛筆を用意して、自分のクルマの場合について一度計算してみる事をお勧めします。

その際にはまず、以前こちらでご紹介した自分のクルマの走行単価(1km走るのに幾らかかるか)を予め把握しておいて下さい。 例えば、リッター3円安いガソリンスタンドで40L給油した時の差額は、40L×3円=120円となり、120円安く給油できたことになります。 しかし、このガソリンスタンドに行くためには、10km余計に走らなくてはいけないとすると、走行単価12円/kmのクルマの場合、120円を余分に使うこととなりますので、結果的に節約額はゼロとなってしまいます。

もしガソリンの価格差が2円の場合には、明らかに損をすることになってしまいます。

厳密な計算はなかなか難しいですが、一度目安として、上記のように簡単な計算をしてみて下さい。

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2005年06月20日

駐車は一回で決める!

885a3223.JPG良く駐車場の車庫入れで、何度も切り返しを繰り返しているクルマを見かけますが、実はあの行為は燃費を著しく悪化させているのです。

AT車の場合、停止状態からの発進時に最もトルコンの“すべり”が大きくなるために動力の伝達効率が悪くなり、そのような状態で何度も前進・後退を繰り返すと、それだけ無駄なガソリン消費が発生します。 それに加え、切り返し時にはほとんど走行距離が加算されないため、必然的に燃費は悪くなるのです。

最善な車庫入れとしては、アクセルを踏まずにクリープ現象を使いながら、ゆっくりと安全な速度で後退し、切り返しをせずに一度で駐車できると理想的です。 

車庫入れ方法の詳細はあえてこちらでは説明しませんが、私が良くやるコツとしては、後退時に、後方だけでなく前方を良く見ながら駐車する方法です。 大抵の駐車場は、駐車枠の配置が前方の駐車枠と平行にできていますので、後退時に前方に見える駐車枠に対して真っ直ぐになるようハンドル操作を行うと、案外綺麗に駐車できます。 感覚的に後ろを振り返りながら駐車するより、正面を見ながら後退する方が、容易に駐車することができます。 ただし後方の安全確認は忘れないで下さいね。

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2005年06月18日

RX-7で燃費チャレンジ!

00e71177.jpg燃費の悪さで名高いRX-7ですが、このクルマで低燃費走行に徹した場合、どの位の燃費を記録できるのか以前から興味があったので、今回RX-7で燃費チャレンジを実施してみました。

結果は…

走行距離:249km
ガソリン使用量:23.98L
燃費:249km/23.98L = 10.38km/L

となり、目標としていた10km/Lを何とかクリアできました。 また、RX-7の10・15モード燃費は8.1km/Lなので、達成率は128%となりました。

ただしこの結果は、交通量の少ない道路を夜中に走った結果なので、一般的な走行条件であれば、もう少々悪い値になると思います。

今回、10km/Lを何とか超えることができましたが、実はまだこのクルマを最も燃費良く走らせる方法が分かっていません.. RX-7はロータリー+ターボという異例なエンジンが搭載されているため、どの辺りの回転数・速度が最も燃費が伸びるのか、更に検証する必要があると思っています。

今回は、加速時間を短くするため、若干ブーストを掛けながら3,500rpm位でシフトアップし、80km/h巡航(5速2,000rpm)を目処にして走りましたが、もしかするとシフトアップの回転数をもう少々抑えた方が良いのかも知れません。

何れにせよ、走行パターンを変えて再度検証してみようと思いますが、250km走ると3,000円もかかってしまうため、次回の報告は給料日の後にしようと思います^^; 。
  
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2005年06月15日

余分な荷物は極力降ろす

c7d5c4c8.JPG難易度:★   禁断度:★

クルマの重量を軽くすると燃費が良くなるのはご存知だと思います。 しかしクルマの中を良く調べてみると、余分な荷物を結構多く積んでいることに気付くと思います。

試しに一度トランクルームを覗いてみて下さい。 ゴルフバッグを常に積んで走っているなんていうのは問題外です。 プロゴルファーでない限り、ゴルフバッグは利用する日にだけ積むようにしましょう。 また、洗車セットや予備のウォッシャ液等、常備しておかなくとも支障の無い物は、極力降ろすようにしたいです。 更にタイヤチェーンなども冬場以外は不必要ですね。

室内にも余分な物が何かとあると思います。 センターコンソールボックスの中を整理してみると、昔もらった何かの景品や、使い切った芳香剤のビン等、色々と不要なものが出てくると思います。 また、不必要な雑誌や新聞紙等も整理しましょう。 更に、クルマの取扱説明書も普段利用しないならば、自宅に保管しておきましょう。 細かい話ですが、小さいことの積み重ねが後々に大きな差となって表れます。

また、小さな禁断技としてトランクの底に固定してあるスペアタイヤを降ろす事で、15kg程度の軽量化を果たすことができます。 もちろんタイヤがパンクした場合には交換することができなくなりますが、実際のパンクの頻度を考えてみて下さい。 私は毎年4万km走っていますが、今まで一度もパンクした事はありません。 現在のタイヤは、そう簡単にパンクしなくなっていますので、私はスペアタイヤを降ろし、万一のためにパンク修理剤を積んで走っています。 実際に最近では、スペアタイヤを当初から搭載していないクルマも多くなりました。 更にパンタジャッキや車載工具を降ろすこともできます。 ただし、これらはあくまで自己責任にてお願いします。

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Posted by sleeping_sun at 23:00Comments(1)TrackBack(0)

2005年06月08日

高速燃費を上げる禁断の技

ec1deafb.JPG難易度:★★★   禁断度:★★

最近、何だか当たり前のテクニックしか紹介できていないような気がするため、今日は少しアブない話をしようと思います。 これは、万人が見ることのできるWeb上で大っぴらに書ける内容ではありませんが、タイトルに「禁断」を謳っている以上、こういった話も時折紹介していこうと思います。

ただし、このような話はあくまで知識として頭の中にしまっておくことをお勧めします。 また実践に関しては、読まれた方の自己責任にてお願いします。

こちらの記事に書いたように、高速道路での巡航では、エンジンの発生したエネルギーの半分以上を空気抵抗として失っています。 これは燃費の観点からも大きな問題要因です。

もし空気抵抗が無くなれば高速燃費は大きく伸びるでしょうが、現実的に空気抵抗を無くすのは不可能です。 そこで、高速走行時に空気抵抗が少なくなる状況を意図的に作ってあげるのです。

レースでは、ストレートで前のクルマを追い抜くために、前車の直後を走行して空気抵抗を減らす、スリップストリームというテクニックが日常的に使われていますが、これを高速道路で使うことで、空気抵抗を減らして燃費を向上させることができます。

具体的には、前を走るクルマの真後ろにぴったりと付いて走るだけです。

しかしこんなことは絶対にやってはいけません。 何より事故を起こしたら一大事ですので。

ただし、このテクニックを安全に使えば問題ありません。 高速道路で、制限速度以下で走行している大型トラックや大型バスを見つけ、速度に応じた安全な車間距離を保ちながら追尾するのです。

ちなみに安全な車間距離は、80km/hであれば80m、100km/hであれば100mと教習所で習いましたね。 この位の車間距離でも、大型自動車の後方であれば空気抵抗軽減の恩恵を十分に受けることができます。

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2005年06月07日

エアコンの使用を最小限にする

40c937af.JPG難易度:★

これから梅雨の時期に入ると、ガラスの曇りを除去するためにエアコンを使う機会が増えると思いますが、燃費の観点からは、エアコンの使用は最小限にしたいものです。

雨の日にガラスの曇りを取るのは安全上重要なのですが、必ずしもエアコンを使う必要はありません。 もちろんエアコンを動作させれば空気を除湿することでガラスの曇りを取ることができますが、ここでご紹介するのはエアコンを利用しない曇りの除去方法です。

すでに普通に実施している方もいると思いますが、意外に知られていないので今回取り上げてみます。

中学生の頃、理科の授業で「飽和水蒸気量」という言葉を習ったと思いますが、覚えているでしょうか? 飽和水蒸気量とは、ある気温において、1立方メートル当たりの空気中に含むことのできる水蒸気の量です。

この水蒸気量は、気温が高くなるにつれて多くの水蒸気を空気中に含むことができますが、逆に気温が低くなると、空気中に含むことのできる水蒸気の量は少なくなり、その飽和点を超えると空気中に水滴が発生します。 冷たい水を入れたグラスの外側に水滴が付くのは、グラスの周りの空気が冷やされて、空気中の湿気が水滴となるためです。

雨の日にガラスが曇るのはこれと同じ現象で、湿度の高い空気が冷たいフロントガラスに触れることで、空気中の湿気が水滴となってガラスに付着するためです。

ここでエアコンを使用すれば、空気を除湿することで曇りを取ることができますが、逆にガラスを温めることでも、ガラス表面の空気を冷やさずに飽和水蒸気量を高めることで、水滴の発生(曇り)を防ぐことができます。

雨の日にはエアコンを使う前に、まずフロントガラスを温めてみて下さい。 噴出口をフロントウィンドウにし、外気導入にして温度設定を高くセットするだけです。 大抵の場合はエアコンを使わなくともこの方法で曇りを取ることができます。

その上で、どうしても曇りが取れない時や、暑くてたまらない時に、エアコンを使うようにしてみて下さい。

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2005年06月05日

1km走ると幾らかかるか?

afc31f63.JPG私達は普段から何気なくクルマを運転していますが、当然のことながら、車を走らせるとガソリン代を始めとするコストがかかります。

しかし、車を運転する度に一体幾らかかっているのかは、なかなか把握する機会が無いと思いますので、ちょっとここでランニングコストの簡単な計算をしてみましょう。

ランニングコストはガソリン代の他にエンジンオイル等の交換・整備費用や、タイヤ等の消耗品費用も含まれるのですが、ここでは単純にガソリン代のみとし、1km走行するのに必要な費用(走行単価)を算出してみたいと思います。

ガソリン代のみの走行単価は↓の式で計算できます。

走行単価(円/km) = ガソリン単価(円) / 平均燃費(km/L)

例えば、平均燃費が10km/Lのレギュラー車の場合、ガソリン単価を120円/Lとすると、12円/kmとなり、1km走行する度に12円を支払う必要があるということになります。 普段からこの走行単価を認識してクルマを運転することで、ランニングコストに対する意識を高めることができます。

休日に隣町まで買い物に行き、隣町にある知り合いの家に寄り、天気がいいので近くの海岸で遊んで帰宅するというシチュエーションで、往復100kmを走った場合、走行単価(12円)が頭の中にあれば、今日は1,200円使った… と認識することができます。

要は気持ちの問題なので、例えばクルマの中に貯金箱を入れておき、当日走った分だけ貯金していくようにすると、余計な走行が減り、ガソリン代を節約できるかも知れませんね。 あるいは、予めお金を入れないと走らないように改造してしまうのも有効です。 それは冗談として、クルマにコストメーターのようなものが標準装備されるようになると、クルマの利用が自律的に抑制され、CO2削減の糸口となるように思えるのは私だけでしょうか?

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Posted by sleeping_sun at 14:34Comments(1)TrackBack(0)

2005年06月01日

燃費を下げないエアコンの使い方

a59f7020.JPG難易度:★★★

これから梅雨の時期や夏になるにつれてエアコンを使う機会が増えると思いますが、エアコンの使用は燃費を大きく悪化させることとなります。

これは、エアコンのコンプレッサーを回転させるための動力をエンジン出力から取るため、エンジンの負荷が通常時よりも増えるためです。

特に小排気量のクルマの場合、エアコンをONにすると、いつもよりパワー感が薄く感じたり、エンジンの吹け上がりが重く感じたりすることがあると思います。

私の経験から、エアコンをONにして走った場合、10%〜15%程燃費が悪化(セリカの場合)していました。

エアコンの動作は、エンジンで作られた“余った”エネルギーを使うのではなく、コンプレッサーを回転させるためのエネルギーを“余計に”作らなくてはならないのです。

それでは、エアコンの使用によって燃費を落とさないためには、どのようにすれば良いのでしょうか?

それは、エアコンをブレーキ代わりに使うことです。

道を走っていると、必ずブレーキを踏むことによるエネルギーの無駄が発生しますが、ブレーキによって逃がしてしまうはずのエネルギーを、エアコンのコンプレッサーに供給してあげることで、エネルギーを有効利用します。

例えば、前方の信号が黄色から赤に変わったとした場合、通常はブレーキを踏んで減速することとなりますが、ここでエアコンのスイッチをONにすることで、コンプレッサーがエンジンの負荷として動作し、通常時より強めのエンジンブレーキがかかります。

そしてエアコンをONにしたまま、エンジンブレーキのみで減速・停止できると理想的ですが、状況に応じてシフトダウン、または最低限のブレーキで速度調整をしながら停止します。

そして発進・加速を行う際はエアコンをOFFにします。

この方法は、ブレーキで捨ててしまうはずだったエネルギーをエアコンの動力源として利用するため、理論的にはエアコンの使用による燃費悪化はゼロになります。(実際はその時の状況に合わせてうまく使って下さい)

また、ブレーキを使う必要のあるような下り坂で、ブレーキの変わりにエアコンを使うのは非常に有効で、ガソリンを消費せずにエアコンを動作させることができます。

・ 無駄なエネルギー損失を極力減らす
・ どうしても発生する無駄なエネルギーも捨てずに有効利用する

これが燃費向上への基本的な考え方です。

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Posted by sleeping_sun at 23:55Comments(10)TrackBack(0)